認知症の法定相続人から遺産相続の書類が郵送されてきた
相談内容は亡くなった叔母の遺産相続についてです。被相続人(叔母)には夫(叔父)がおり、子供は既に亡くなっています。法定相続人は叔父と他6名がおります。叔母と叔父は10年以上前から別居状態で、叔父は現在も他の女性と一緒に暮らしています。
先日、何の連絡もなしに叔父から遺産分割証明書等の書類一式が郵送されてきましたが、叔父は認知症2級で意思疎通が困難な状態であり、同居人の女性が司法書士作成の書類を郵送してきたものと思われます。
遺産目録も添付されておらず、遺産分割証明書には叔母名義の家と土地は叔父が相続するとなっており、同封の貯蓄等名義変更手続き請求書にも相続人には叔父の名前になっていました。また、以下の点も腑に落ちず、返送を保留にしています。
- 認知症のため叔父ではなくその同居人の女性がすべて準備しているということ。
- 認知症の叔父には判断能力がないと思われるのでこの書類等は無効になるのではないか?また、法的代理が必要になるのでは?
- 何の連絡もなしにいきなり書類が送られてきて、内容はすべて叔父が相続するということになっている(貯蓄・保険、叔母名義の家と土地)。
数日前に書類を作成した司法書士から電話で状況確認の連絡がありました。叔父は会話もほとんどできない状態なのでこちらからも連絡しておりません。今後どのように事を進めるべきかご教示願いたいと思います。
ID:8625 投稿日:2017/09/15 13:05:25 投稿:わさび