親族間で起こってしまった交通事故の件にて。
数年前、私の父(当時78歳)とはとこ(当時39歳)の間で交通事故が起こりました。
12月初旬、市役所前通りを歩いて横断していた時、前方不注意の車に接触され脳挫傷、全介助の身体に。
相手は不幸な事にも親族、私のはとこ(女性)でした。当然、先方、その家族も悲しみ、深い謝罪を受けました。その後、父の見舞いにも結構来てくれましたが、余生を壊した罪はとても大きなものです。
現在、双方の弁護士により損害賠償請求の交渉中です。
当方の請求額に対し先日、先方代理人から2000万ほど低い額の回答を得ました。予想より差額があり、交渉で大幅につめていくのは困難であろうと感じます。
警察判断では父の過失はゼロ。しかし保険上では、信号の無い道路横断を理由に多少過失が付くのは承知。
今回、人身において15パーセントの過失を付けてきましたが、こちらとしては物損同様10パーセントまでが妥協可能な範囲。本音を申せば5パーセント程度を主張したいくらいで。担当弁護士にもそう伝えました。はとこである加害者自身、しっかり前を見て運転していたら事故は起こさなかった、と警察に過失を認め。
四年半、言葉さえ話せず寝たきりで無念の死を遂げた父のために、正当な賠償金を支払ってもらわねばなりません。高額請求の事案であるゆえ司法判断が最良の選択、だと理解しています。
弁護士費用や訴訟費用、今も継続している遅延損害金も先方へ請求するために。
そこで、担当弁護士以外の弁護士の方々の助言も頂きたく、こちらに質問を掲示しました。
血縁のある親族同士に起こった事故は通例の他人間での事故より重視される点があり、裁判においては心情の考慮など通常よりその分上乗せされた額の判決が出る傾向もある、と聞いた事があります。
他人同士は賠償金が済めば関係が消滅、しかし親族同士はそうではない。
先祖から続く縁を簡単には切れない訳ですし、今回選んだ絆の維持も最善だと判断したからなのですが、被害者側の人間としては相手側よりつらい思いを一生、心に刻みながら付き合っていくのです。
ゆえに、裁判官がこの部分も考慮してくれるのであれば、正当性が更に増す判決だな、と思いました。
長文となってしまい大変恐縮ですが、上記内容に対しましての助言、アドバイスをよろしくお願いします。
ID:7981 投稿日:2017/03/07 13:20:53 投稿:bunchan