不貞行為が原因の婚約破棄について
結婚を前提に11年お付合いしていた男性を訴える事が出来るかご相談です。
お相手の男性とは11年お付合いし、お互いの家族とも交流があり、各々の家族を交えた交際でした。毎年お盆にはお互いの祖父母のお墓参りをし、祖父母も公認でしたし、お互いの親兄弟を交えて日帰り旅行へ行ったり、私の祖父母の家に泊まる等もあります。
4年ほど前に私が転勤になり、生活の拠点が離れてしまいましたが、ペットの飼育の問題もあり、地元には二人で借りた賃貸マンションはそのまま残して私が毎月の家賃を振り込んでいました。一昨年に彼の父が倒れた際、彼の家は自宅を売却することになった後は、彼のお母さんから同居したいと言われ、一緒に借りていたマンションも引き払い、彼の両親と同じ借家に住所を置いています。その借家の家賃も半額を私が払っていました。昨年5月には彼からのプロポーズもありました。しかし、その翌月に、彼がわたしのほかに交際していた女性とトラブルとなり、器物破損・不法侵入等で訴えられ留置所へ入ることになりました。連絡がないことで、地元へ私が帰った際に彼の母親からその事実を聞かされましたが、彼は私がいない間、マンションや実家にも女性を連れ込んでおり彼の両親も交際女性を知っていたという話です。局示談で済みましたが、その際の保釈金も一部彼の母親に貸しました。留置所にいる間に彼から謝罪と今後きちんとやり直す旨の手紙をもらっていましたが、あまりのショックではじめは受け入れることが出来ませんでした。でも、関係が修復できるという望みを持ち、交際を続ける決断をしました。しかし、私が少しでも彼の気に食わないことを言えば「結局金なんだろ、俺が死んで金やるよ」とか「すぐに過去のこと言って」と、喧嘩になる始末。わたしにお金を借りたい、家賃の分をもらう時だけ下手に出る状況が続き、ついには先月、抜き打ちで帰ったところ、また別な女性と交際をはじめて家に連れ込んでいることが発覚しました。もちろん、同居の両親も知らないはずはないのです。
私が転勤を断らなかった理由は経済的な理由からです。彼の家は自営業で収入は不安定です。彼自身家業を継ぐと口では言っていましたが、家の仕事では給料が出ない為、飲食店、自動車整備店で働きながら実家の仕事を手伝っていました。養ってもらえるほどの収入はなく、その状態ではとても生活できません。
彼、及び彼の家族を不貞行為による婚約破棄、または継続的な金銭を目的とした詐欺で訴えることは可能でしょうか。
ID:4250 投稿日:2015/06/13 01:51:23 投稿:kujaku
回答数 1件
婚約破棄について家族に対する金銭的請求,詐欺で訴えることは困難でしょう。
そもそも婚約破棄について責任を問えるのは,婚約相手だけですし,最初から金銭詐取の目的があったとも言いがたく,またそれを立証することは難しいと考えます。
相手の男性への婚約の不当破棄に対する慰謝料の請求は,そもそも婚約が成立していたと認められるかが問題になります。
結婚に向けてどこまで具体的な話をしていたのか,婚約指輪の授受や結納など婚約を前提とする行動があったのか,具体的な事実関係次第でしょう。
ID:A20150613121623 投稿日:2015/06/13 12:16:23