歯医者 見積書の段階なのに、キャンセル料を請求された
現在、前歯2本をジルコニアセラミックスによる治療中です。前払いとのことで、一番最初に25万円支払いました。
しかしこの前歯の治療がまだ終わらないうちに、他にも4本虫歯があるとのことで、こちらも自由診療で合計18万円との見積書を出されました。高額なのでもう少し考えたい、とキャンセルを申し出たら、「見積もり代の50%をキャンセル料として支払え」と言われました。よく見ると見積書の一番下に、そのことが記載されていましたが、まだ歯の型もとっていませんし、サインもしていないのに、支払わなくてはいけないのでしょうか!?
ID:11267 投稿日:2020/08/14 22:04:43 投稿:りんご
回答数 1件
歯科医料関係者 さん
配偶者が歯科医院を経営しています。多くの歯科医院が保険診療の低報酬に加え、新型コロナの影響で患者数減少による収入減に喘いでいる現在、あなたは、その歯科医院にとって救世主のような患者さんだったのでは?と思います。さて、本題に入ります。本当に見積りだけの段階でしたら、キャンセル料は支払う必要は有りません。但し、口頭であっても相手に、あなたが「契約に合意した」と取られかねない事を言われていたら(「はい、宜しくお願いします。」、「お任せします。」等)、法的に契約成立とみなされる場合も有ります。見積り書を見せられた時の相手との会話をよく思い出し、今からでも記録して下さい。そして、その歯科医院の責任者に、あなたが見積りをキャンセルした事で、現在既に何か実質的な損害を与えているのか否かを書面で提出してもらって下さい。その上で50%のキャンセル料を正当化して請求してくるようでしたら、まずは地域の歯科医師会や(相手の歯科医院が加入している場合に限りますが。)、消費者生活センターに連絡されては如何でしょう?あなたの文面が客観的な事実を述べておられるなら、相手方が簡易裁判所に「少額訴訟」等を起こす事は、おそらく無いと思います。(相手方も起こせない事は分かっておられると思います。)それと、本題からは逸れますが、「ジルコニア」という事は、その支台歯は「根管治療」がされていると思います。是非レントゲンを見せてもらって下さい、根の先端まで根充剤が(レントゲンで白く見えます)、入っていますか?「根管治療」は、まずDr.の非常に高度な技術が要求されます。それと共に、最終的に行う「根管充填」迄にはかなりの期間が必要になる場合もあります。まだ「根管充填」の状態に至っていないのに、踏切ってしまう歯科医師もいます。保険、保険外に関わらず、その治療が完了しない限りは、補綴が(被せ物をする事)出来ませんから。特に、患者さんに高額な自費診療を強く勧める歯科医師ほど、その傾向が強いようです。雑or未熟な「根管治療」は、「根尖病巣」の誘発など予後不良が生じる可能性が高いです。「根管治療」が適切になされているか疑問にでしたら、その説明も求められては如何でしょうか?
ID:A20200823081855 投稿日:2020/08/23 08:18:55