共同名義不動産の相続(贈与)
父の財産(家)相続(贈与)についてご相談申し上げます。私ども4人兄弟ですが、上の３人は大学まで進学させてもらいましたが、末弟は、当時不景気の折から父の事業が傾き大学に進学できませんでした。父は末弟に対する負い目から現在住んでいる家を末弟に相続(又は贈与)したい考えで、私ども兄弟も異存ありませんでした。ただ、この家を購入するときに、父の年齢が高齢なことから父と３男が共同で銀行から借入れをし、家の名義も父と３男の共同名義となっています。
ここから相談ですが、父は、他の３兄弟もこの家は末弟に相続(贈与)することで納得していましたが、もしかしたら、ここにきて共同名義者である３男が財産請求を主張するかもしれないという点を危惧しています。というのは、３男は事業をしており子供にお金がかかることから自分名義の財産権利を主張してくるかもしれないというのです。父は家の名義が３男と共同名義になったのは当時の銀行借り入れのためで、借入金は父が全額完済し家の固定資産税も父が３男の分まで払っているので３男に権利はないという考えです。
不動産関係者に尋ねたところ、３男を説得し３男が末弟に３男の権利を贈与するよう手続きを施せばよいとのことですが、上のことを危惧している父は３男と直に話したからず、名義云々の話は抜きにし、長男、次男(私)、３男の兄弟３人が一緒にこの家の相続(贈与)権利を末弟に譲る、或いは、父に委ねるという旨の公正証書を作成すれば３男も気を損なわず合意し、また、法的問題も発生しないのではないかという考えなのですがこういった方法で問題がないのかご相談いたします。
ID：5949 投稿日：2016/04/21 12:11:15 投稿：33ジャイアンツ
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