離婚の養育費の不払い金の請求について
はじめまして!ここでは離婚問題についてもご相談ができるということなので専門家の皆様や一般の皆様のお知恵をお貸しいただきたく投稿させていただきました。以下、長文乱文となってしまいますがお付き合いくだされば幸いです。
さて、本題に入らせていただきますが、私は大学生なのですが幼少の頃に両親が離婚し私の養育費について話し合ったそうです。当初は支払いをちゃんとしていたそうですが高校になってから養育費をこちらの同意も得ずに一方的に減額し、ついには支払いをしなくなりました。(両親の離婚理由は元父の不貞行為によって離婚し、養育費は月に10万円を私が20歳まで支払うという取り決めでした。ちなみに元父の年収は当時7、800万円程度で、裁判所が作成した養育費算定表では妥当な支払額なようです。)
向こうが養育費を支払わなくなったのは私の母が再婚し、その方(今の父です。)の職業柄、財産をたくさん保有し、養育は現在の父がするべきだという考えの元支払われなくなったのだと思われます。
しかし、私は今年の秋に留学をする予定ができました。(期間としては1年半ほどを予定しています。)さすがに血のつながりもない今の父に私の留学費用まで賄ってもらうというのはあまりにも自分としては言い難いもので、できれば、元の父に今まで養育費用を払ってこなかったのだからこの留学費用は負担して欲しいと考えております。(厚かましいでしょうか…?)
養育費用の不払い金の総額は計算してみると550万円程度になっております。本来はこちらの不払い金を請求したいところなのですが、はっきり言って難しいですよね?
元父が転職してから会社の名前も知らないため財産の差し押さえすらできない状況です。元父の親(祖父母)も向こう側に味方し不貞行為を正当化し、うちの母や新しい父にすら(新しい父には一度も会ったことするないです。)罵倒してくるような毒親です。
一応、母に尋ねたところ公正証書で20歳まで支払うということに了承した元父のサインもありました。これを使ってどうにか、憎い元父び対してお金を請求することはできないでしょうか?
ここで養育費の不払い金を請求できるかどうか自分なりに問題点をまとめました。
1 母が再婚した相手が一般的に裕福な職業であること
2 元父が転職したために今の年収も働いている会社もわからないこと
3 すでに私が20歳を超えている(今年で21になります。)ために時間的な問題から請求することができるのか
このような問題から少々難しいのではないかと考えております。
皆様のお知恵をお貸しください。宜しくお願い致します。
長文乱文にお付き合いくださりありがとうございました。御礼申し上げます。
ID:5642 投稿日:2016/03/08 20:34:37 投稿:きしりとーる
回答数 2件
あなたがお母様や新しいお父様に気を使いながらよく考えていることが伝わってきて、えらいなあと思いました。
さて、養育費の消滅時効は、2年です。ですから、2年経過した以前の養育費は、請求はできますが、相手が時効の援用をすれば、法律上請求できません。あなたが20才を超えていても2年以内のものは権利があるのです。
また、あなたの実のお父様とお母様は、結局、公正証書を作ったのでしょうか。もし作ってあるのであれば、強制執行ができます。給料などの差押ができるのです。
ただ、今の職場がわからないようですので、あなた自身がそれをするのは無理なのでしょう。弁護士であれば、何か方法があるかもしれません。
なお、新しいお父様が裕福であり、仮にあなたと養子縁組しているとしても、公正証書を作ってあり、その後それを変更する公正証書がなく、調停などで養育費の変更がなければ、当初の公正証書通り請求ができます。
一度、お近くの弁護士に直接相談することをお勧めします。法テラスの無料相談などもありますから、検討してみてください。
頑張ってください。
ID:A20160308211440 投稿日:2016/03/08 21:14:40
まず、養育費は民法169条により、消滅時効が5年であると考えられています。したがって、未払い養育費に関しては5年さかのぼって請求可能です(他の先生の、2年というのはどこから来た解釈なのでしょうか)。
公正証書があるならば給与差し押さえが可能なのですが、お父様の現在の職場が分からないのがネックですね。
ID:A20160309111739 投稿日:2016/03/09 11:17:39
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