懲戒処分前の長期自宅待機はいつまで有効か?
私は郵便局に勤めている者です。
只今、懲戒処分の前措置として自宅待機中です。
このような結果を招いたことは、私の不心得が原因であり深く反省しておりますが、
その期間が今月で「7ヵ月」になろうとしています。
あまりに長いので、心身共に疲弊してまいりました。
このまま処分を待つべきか、依願退職するべきか精神的に追い込まれています。
何か打開策はありませんでしょうか?急で不躾ではありますが、お力になっていただきたく存じます。
ID:4380 投稿日:2015/07/05 13:27:10 投稿:赤バイク
回答数 1件
>何か打開策はありませんでしょうか?
まず、本件とよく似た裁判例があります。
千葉地裁平成5年9月24日判決(ノースウェスト航空(橋本)事件)では、①自宅待機命令の発令は事実調査のために行われた正当なものであるが、②自宅待機の間に原告の具体的な弁解内容が判明したにもかかわらず、さらに十分な事実調査をすることなく、原告に対し任意退職を求めることを目的に約7か月間命令を継続したことは違法であるとして、会社に慰謝料100万円の支払い義務があることが認められました。
そういうわけで、本件でも自宅待機命令が不当に長期間継続しており違法であると判断される可能性があります。
上記事案においては、約7か月後に原告の方が勤務を強行したようなのですが、それはさすがに抵抗があるかと思いますので弁護士に依頼して勤務できるよう交渉すると良いでしょう。
ID:A20150705140251 投稿日:2015/07/05 14:02:51
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