結婚式場の不手際に対する損害賠償について
10月中旬にレストラン(以下M)で挙式と披露宴を行いました。
事前にMの担当者と打ち合わせを重ねましたが、当日複数の箇所でその内容が反映されておりませんでした。
1.卓配置の相違
Mから提示された卓の配置図に基づいて席を決めたが、当日の卓自体の配置が全く異なっていた。しかも、本来上座側に置いていた招待客の卓よりも上座側の位置に親戚の卓が配置された。
2.スクリーン配置の相違
横長の会場のため、映像上映時のスクリーンを高砂の左右に2面配置することも可能と言われたのでその配置で依頼し了解を得たが、当日は中央前後(スクリーンが向き合う位置)に配置された。事前打ち合わせで、左右配置を推奨したMは左右と前後の違いは確実に理解していた。
3.写真撮影の不手際
スタジオ内での集合写真、事前打ち合わせで親族も招待客も全員で撮ることをMと合意するも、当日は親族しかスタジオに案内されず。カメラマンに問うと「全員とは聞いていない」とのこと。親族を待たせて招待客を呼びに行き全員で撮るも、待つ間に不穏な雰囲気となり、さらにカメラも不具合が連続発生。
4.控え室の設営
控え室は挙式前も披露宴前も招待客と親族関係なく大きな部屋1つを依頼し合意していたが、当日は挙式前の控え室が小さく3つに区切られたへやになっていた。
5.控え室での飲料提供
事前打ち合わせで、控え室では全員に桜茶を提供するとMより話があった。そのためそれに合う茶菓子をこちらで用意したが、当日提供されたのは桜茶とグラス入り烏龍茶(飲む人の選択ではなく適当に提供された)。
6.引き出物
引き出物を入れる袋はM指定の百貨店で用意した引き菓子屋の紙袋を使うとして事前にMと合意していたが、当日はMの不釣り合いに大きな袋で各席に配布された。また、引き菓子は菓子メーカーが付けた保護紙(のしの上から雑な紙で簡易包装)が付いたままで配布された。
1.2.5.はMから提案されたにも関わらず履行されなかった項目。
3.4.6.はこちらが依頼して了解を得たにも関わらず履行されなかった項目。
その他諸々の不手際も含め、これらの事前打ち合わせとの相違点を書面にして式の2日後にMを訪問、提出しました。
想定したサービスを受けられなかったことや招待客への無礼を含め、総額約200万円のうちの半分の支払いとしたい旨を申し入れました(前述の書面にて)。
Mは担当者の上司も同席して事実をひとつずつ確認。担当者は何点かでは「認識の違い」を主張しつつも大方の不手際を認め、金額については弁護士に相談するとして9日間の返答期間を設けました。
9日後の面談時の回答は、「認識の違い」を前面に押し出した口頭での回答で、5%引きの見積書を提示されました。弁護士には相談したが「金額はM側で判断してください」と言われたとかで、5%引きは完全にM社内の判断で出した金額とのこと。
それを私が持ち帰り同じく9日後までに回答するとしました。その期限が11月2日です。
「認識の違い」は僅かであり、Mの不手際が大半であるため半額引きは難しくても20〜30%は引いてもらいたいのが本音です。
毎回の事前打ち合わせの議事録を取らなかったことは私の過失になるのでしょうか?
どういった法的根拠を基に先方を説得すれば良いか、ご教示お願い致します。
ID:3035 投稿日:2014/10/27 08:12:54 投稿:rmatsumoto
回答数 0件
この質問に回答する
回答数ランキング
LEGAL CONSULTATION TOP 10
-
太田香清弁護士
弁護士法人 リンデン法律事務所
1329件
-
畑中優宏弁護士
湘南よこすか法律事務所
276件
-
岡田晃朝弁護士
あさがお法律事務所
73件
-
中間隼人弁護士
なかま法律事務所
62件
-
倉田勲弁護士
千葉第一法律事務所
30件
10位までを見る
閉じる