退職後の情報の取り扱いについて
初めまして島根県在住の高橋と申します。
この度の相談内容は、退職後の情報の取り扱いについてです。
仕事内容
米を使用したパンの商品開発
相談の概要
入社時点では、主に企画営業と担当しその過程で商品開発及び製造にも関わって欲しいということでした。
とはいえ、まずは売り物になる商品が必要なので主な仕事は商品開発になりました。
パン作りに関しては未経験であり、まったくの素人でそれは会社も承知の上でした。
それでも一人でやってくれということで、ネットで調べながら手探りで取り組んでいました。
通常は米粉を使用したパンが主流ですが、コストが割高になることやパンの膨らみが悪いという欠点があります。
そこで、炊いたご飯を使うことでコストを抑え膨らみのあるパンのレシピを開発しました。
ところが経営者は、米ぬかを使用した健康食品的なパンの開発に固執し炊飯米だけのパンは扱わない方針を決めました。
米ぬかを混ぜ込んだパンを販売するには様々なハードルがあり、私はノーマルな炊飯米を使用したパンを得ることから始めるべきと考えていました。
しかし、経営者はあくまでも米ぬかを混ぜ込んだパンにこだわるとのことでした。
この点で、経営者と方向性に対する考え方に違いが生まれ、結果的に退職することにしました。
ご相談したいのは、会社(経営者)が商品化しないと決めたレシピを私が公開した場合に法的な問題が生じるか否かです。
炊飯米を使うパンは新しいレシピではなく、既に商品化しているベーカリーがあります。
また、旧三洋がゴパンという炊いたご飯を使ってパンを作る製品を販売しています。
そして、現時点でいずれのパンも販売はしていません。
私の開発したレシピの特徴は、炊飯米の水分量と小麦との配合比率です。
このレシピは特許を申請している訳ではありません。
商標登録もなされてはいません。
ただ、米ぬかを配合する場合でもこのレシピが基本になります。
しかし、米ぬかを配合したパンと炊飯米のみのパンではまったく違う商品となります。
基本的に、このレシピは無料で公開しようと思っています。
法的に、有料であるか無料であるかで違いが生じるのでしょうか?
以上の状況のもとでレシピの公開は守秘義務等の法的及び社会通念上で問題があるのでしょうか?
法的なトラブルを回避するために、すべきことがあればアドバイス頂ければ幸いです。
当該のレシピが普及すればコメの消費量は向上し、食料自給率のアップも期待できます。
とはいえ、不毛な争いは避けたいのでご相談した次第です。
宜しくご指導願います。
ID:1685 投稿日:2013/09/08 投稿:紅
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