弁護士・法律事務所探しのポータルサイト。全国の弁護士を簡単検索

この世の多くのルールは、多数派の論理に基づいて作られています。
皆さんは、自分が少数派となってしまったとき、すぐに仕方ないと割り切れますか？

例えば、現状の子育て支援の仕組みでは、無事に出産できた場合は、育児休暇を取得することができます。しかし、死産だった場合や生まれてすぐに亡くなってしまった場合には、休暇手当てなどありません。
この場合の少数派は、もちろん後者です。自分や家族がそのような状況に陥ってしまったら、すぐに仕方ないと割り切り、普段通りの生活に戻れるでしょうか。
おそらく、悲しみでいっぱいで、立ち直るには時間がかかると思います。

多くの人に適用させるルールとするために、多数派の論理に基づいているのは仕方のないことですが、日常の多くの場面では、満場一致で納得がいくということは、少ないでしょう。それは、一人ひとり、大事なものが違うからです。

私は、一人の法律家として、法律が画一的なルールだからこそ、依頼者の方にとって、割り切ることのできない、大事な部分、その人にとっての「真実」を追求することが大切だと考えています。

事件をご依頼いただいた際には、「真実（truth）の追求」を常に念頭に置き、早急に現場の調査や関係者への聞き取りを行います。どんなに困難な案件であっても、自分で実際に調べていくことで見えてくるものも多いからです。

また、ご依頼いただく事件の中には、解決というゴールと依頼者の方の想いが別のところにあるということも少なくありません。事実を立証し、法律に当てはめ、事件を解決していくことは、弁護士としてもちろんのことですが、そのなかでも、一人ひとりの「心（heart）」の部分にも向き合わなければ、本当の事件の解決にはならないと考えています。心にモヤがかかったまま、次のステップにいくことを解決とは言わないでしょう。

そして、どのような事件においても、不完全な人間同士がぶつかって紛争が起きているということを忘れてはいけません。どうしてそうなってしまったのか、どこで変わってしまったのか、これからどうしていきたいのかという変化（evolution）にも着目し、依頼者の方にとって、次のステップにつながるようにサポートいたします。


このような想いを「t.h.e」という３つのアルファベットに込めました。
依頼者の方が本当に満足のできる解決を目指して、日々精進してまいります。
一つひとつ一緒に解決していきましょう。